Mina Corporation

ミナ・コーポレーション

#01. ~世界のクリスマス~
(2003年12月のコラムより)

Happy Holiday

 一月からの開講に向けて、毎日忙しい日を送っておりますが、先日FM泉の河内ミナさんの『レッツダンス』という番組に出させていただいて、仙台で初めてのNYマナーサロンについてお話させていただきました。
 とても緊張して、もしかして言いたいことの1/10程度しか話せなかったかもしれません… 聞いて下さった方には失礼いたしました。又、1月号のシティリビングに載る予定ですので来週には取材があったりと… いよいよ船が動き出すんだなぁーという感じです。

 サロンの本拠地である杜の都仙台では、今日から『光のページェント』といって、街路樹に沢山のライトを点灯するステキなお祭りが始まりました。何か私の大好きなParisのシャンゼリゼ通りを思い出すような素敵な風景で、そういえば、この季節おいしいカキ(Oyster)を頂くことが出来るのもParisに似ていますよね。(ワインをいただきながら… どうですか?)

Happy Holiday

 世界中の大都市と言われる所はどこもこの季節X'masの華やかな飾りに彩られていますが、ショーウィンドーひとつとってみてもとても特色があってヨーロッパの都市ParisやLondonは やはり何とも歴史を感じるようなセンスの重厚な感じのディスプレイですし(リネンやレースを上手に使ったお店も多いですね)、NYは言わずと知れた、その年で一番大きく成長したもみの木を運んで、ロックフェラーセンター前にそびえたつような世界一大きなツリーを点灯しています。そしてそのツリーにたどり着くためには無数の天使たちの像がディスプレイされた所を通りながら(本当に美しくてツリーよりも見入ってしまうような…)行くのですが…。
 何度、足を運んでも『あーー クリスマスのNYは素晴らしいな…』と思ってしまいます。といいながら今年は残念ながら行くことが出来ませんが…。
 アメリカで生活して思ったのは、X'masというのが日本で考えているよりももっと一大イベントで、とても家族や愛する人を大事にする季節であるということ…。
プレゼントは大きな箱で何個も買い、X'masカードなどは1~2ヶ月前から選び抜いたものを準備して大切な人に送り、カードをいただいた側はそのすべてを家中に美しくディスプレイしてX'masを迎える…といったように、ただのイベントではなく日本のお正月に近い感覚ではないかと思います。

 きらびやかなイルミネーションと香水の香り、大きなプレゼントそして本物のもみの木を運ぶ人たち…が私のNYのX'masのイメージです。
 そして赤と緑の色の入ったセーターやツリー型のアクセサリーなどちょっとお洒落なご婦人は必ず季節のものを取り入れたおシャレを楽しんでいます。

 私たちもとてもおシャレな30代、40代、50代、60代と…以前とは比べものにならないほど増えてきましたが、そこに世界共通のマナーやセンスといったようなものが加わることでもっと素敵な生活が出来るのだと思います。
 それでは又お便りします。 Happy X'mas!

Mina

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